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TATS紀行   亀の四季 船橋市 海老川のミドリ亀         令和元年7月1日
 
 私が8年前の平成23年冬から日曜日の朝自宅から船橋駅までの5kmを歩く、少し走る、ことを始めました。海老川沿の散歩道には、ジョギングや散歩の人の多いのも楽しい風景です。海老川の両端に桜の木が、満開の3月末は地元船橋の名物で楽しみです
 私の楽しみは、この川に生活しているミドリ亀の数を数えること。亀の生息している範囲は、限られています。満潮で塩水が増えて来そうな下流には、いませんし、上流の草深い地域では大きな個体しか観られません。

     カメにも桜の花が 桜亀?
   桜を愛でる人も 時間を楽しむ 海老川 ミドリ     
5月の日向ぼっこ。
 ウイキペデアでミドリカメを調べると<ミシシッピアカミミガメ>との説明が出て来ます。流れの緩やかな河川などに生息し、日光浴を好んで行う。冬季には冬眠するが、冬季でも気温の高い日には活動する個体もいる。

 アカミミガメが本名でもペット屋では、ミドリガメでアメリカからの輸入動物です。すぐ大きくなってしまうから心ない飼い主に何処の川にも捨てられてそれが住処となって増えてきたのです。 同じくこの川に鮒が多くいるのですが赤い鯉、白い鯉も泳いでいるのを見ます。

6月となると
 甲羅にコケが生えている亀がよく観えます。どうしてなんでしょう。体をよく洗っていないからなんて。最初の頃、確か大小合わせて60匹程度。冬の時期には、マガモ、コガモや珍しい。カモ達がきていましたし、サギの類も何種類か見ました。

 それが 段々と減ってきました。亀の数は、暖かくなると日向ぼっこで陽の当たりやすい決まったところに並んでいるから数えやすい。3年後には、80匹台になって 数えるのがもっと楽しくなってきました。     夏になりました。


 鮒を釣る人は、たまに見かけるけどカメを獲る人はいない。亀に石を投げたりする人もいない。亀は、目でどれだけ人の動きを知るのかは、わからないけども、人一人が土手を歩く振動だけで反応するのは見ていてわかる。亀も身を守るための防御―近づかない、逃げる! 93 匹を数えてから気がつくと水鳥が減っていたコサギも鴨も来ない。バンが見える態度。亀は雑食で肉になるもの、水草も食べる。鳥にとって餌がなくなってしまった。亀が増えたから・・・
ミドリカメのお腹は黄色い。
黒い斑点があるが、これは個体によって場所
や大きさは違うそうです。






10月26日、朝、ちょっと離れたところで鮒の稚魚の群れを見つけました。

稚魚達が群がって亀たちのいないところにいたのを見て思わず「生きていろよ」と言葉になりました。亀は卵生ですし、ウイキペデアの {生態} によるとミドリカメの求愛は激しい!
<周年求愛や交尾を行うが、主に春と秋に行う。水中でオスは前肢を大きなメスの頭部の前で震わせて求愛し、メスが気にいると動きを止めて交尾する>
この写真は、2014年4月5日の午前中に小さなオスが大きな彼女に愛を告白している姿です。
オスはメスの顔を両手で叩いているのですよ! 俺だよ!って。


 以前撮った写真に親子亀のように思ったけど、待てよ? 卵から孵って親子を認識できるはずが・・・。 卵も沢山産んでそれがどれだけ子亀になるのでしょうか。2018 年5月100匹目を数えました。彼らを見てきて生きるという試練と生きざまを勉強しました
だから 鳥もいなくなるはず。そこで生き残ることに負けたからさて 次は何匹いるだろうかな

               石井 達雄
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