骨肉分離機、POSS、BEEHIVEなど チキンミンチの本当の品質を評価 旅の楽しい話
TATS紀行 September Song セプテンバー・ソング         2013. 9月

8月始にアラスカに行ってきました。 ピンクサーモンが飛びあがっていました。 
15―18℃で快適でした。アラスカの海岸線は、岩だらけの小島が何百とつながっているものなのですね。
Sitkaシトカという南部の島ですが、紅鮭が終わり始めても鱒が川に遡上して物凄い数が見えました。 
ジャンプしています。   


アメリカ国内での魚の切り身需要の高まりでアラスカでは、紅鮭加工処理が増えているのですがカットした中骨はタイへ輸出して 手で肉を掻きとり缶詰にして アメリカに輸出する仕事が分業化されてあります。 しかし それ以上になってきて大量に廃棄をしている状況になりました。
水産業界紙みなと新聞 にアポを取ってもらって 紹介のために訪問したところが「本当にいいところに来てくれた。You are Mr.Good newsだ!」 と言われました。
私の骨肉分離機チビの出番が出てきたわけです。 
鮭の中骨を機械に入れれば、肉と骨を分けますから鮭ミンチをつくって 
   <シアトルのマリナース球場でホットドッグでなくてサーモンドッグを・…・・・・・> 
鮭のミンチは 固まらないので
チキンミンチを混ぜれば 最適・・・・・
                                 という夢をアラスカで語ってきました。

従来の蒲鉾用の練り製品のすり身ではないものを作る骨肉分離機械だから「すりみ」という言葉では誤解されてしまいケースが多くて それ以外の名前で呼びたいとずっと考えていたのですがこのアラスカでアメリカ人からチビChibyでしか作れないのだから 
   <Chiby-Mi チビ身>だ! と言われて・・・・そうだ そのネーミングもらった!

鮭を丸ごと骨肉分離機に投入すれば、骨 皮 鱗を排出して鮭ミンチができます。
これでサーモンバーグを作りやすい原料ができることになるでしょう。
今週から アラスカへデモ機を持って行っての鮭のミンチ作りの試作が始まります。


この時点 8月始に生まれた川へ帰郷するピンクサーモンが物凄い数です
まだ産卵するまで待機中で2~3週間で大きくなってゆく3才だそうです。
でも 卵からかえって川に帰ってくるものは7%に満たないそうです。

私の好きな古い歌ですが When you meet with the young girls early in the Spring ♪
・・・Oh,it’s a long long while from May to December ・・・・ when you reach September
When the autumn ♪♪♪ 春に若い娘と出会って ♪確かに5月から12月までは長いけど♪
今は9月になってしまった。秋の短い・・・♪ 1日がなんて貴重なんだろう。だから貴女と一緒に
過ごしたい~♪♪   
物哀しい ” September Song セプテンバー・ソング” という恋歌を思い出していました。
                                       TATS

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