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TATS紀行 a story of TATS’s travel
            忘れ物が出てきた     2010.2.16

忘れ物、落し物はよくやります。眼鏡なんか、いい加減あきらめて眼鏡屋でつくるのを止めました。いつもUSAミネアポリス空港に到着するや1ヶ$12で2ヶだと$20のものを2ヶ買うことで在庫を常に切らしません。うっかりして、盗難にあったり、戻ってきたり、いつかひょっこり出てくると愉快だな。これって喜劇だったり、悲劇だったり。もしかして 自分でも気づいていない忘れ物がまだどこかに残っているかもしれない

昨夜「豊子応援団」の理事会を東京神田でPM5より開きました。乾杯の後、勝吉幹事長と活動方針案の議事に入り、会議は無事終了しました。その後は懇親会に移り、熱燗が足りなくなって閉会となり、2人は家路につきました。船橋駅にたどり着いてタクシーに乗る前に駅前のラーメン店に入りました。
この店には年に1〜2回飲んで帰る時にしか入ったことがない。
フィリピン人のウェートレスしかいない店で、牛筋ラーメンは独特の味がいい。 注文してから店主が「女の子がこれはお客さんが忘れていったものだというのですが・・・・」12月にフランス人と会食した時のアルマニャック(コニャックより旨い)の瓶の入ったカバンがでてきました。それに手帳と扇子もでてきました。あの晩に持っていったバックがないことに気がついた翌朝は最初の飲み屋では忘れていないのでタクシーかと電話したことも思い出しました。
出てきたことよりも、預かってくれて、顔を覚えていてくれたことがうれしかった。感激しました。
その黒髪の女性にカッコよく「おつりはいらないよ」とお礼代りを渡していい気持ちで帰りました。

勝吉君からのmail忘れ物が引き寄せられるように見つかったのはよかった。昨日は石井君にとって吉日だよ。忘れ物は他人事ではないな。いつも深酒をした時のことでも近日中に大体見つかっていたと思う。 いや、自分でも気づいていない忘れ物がまだどこかに残っているかもしれない。 いつかひょっこり出てくると愉快だな。     でも私は、友達の忘れ物だけはしない。

忘れものの思い出はいろいろある。 そういえば、クレジットカードを年1回はなくして再発行だ。

その1:最近のこと
昨年11月パリから帰国する日の事。 鶏の図柄の皿のいいものがあったりしてお土産にしたのですが、モンパラナッス駅から飛行場へ焦っていたため タクシーの運転手が私のカバンを載せ忘れてしまい、そのまま盗難にあいました。
コニャックも3本・・・   乗馬ズボンも・・・・・お陰でその日はまたパリへ戻り、歯ブラシもなく、泊まらざるを得ず。
着たきり雀で手荷物のみ。 翌日の夜の便までに初めて観光を セーヌ川のクルーザーやエッフェル塔、ルーブル美術館(閉館日でしたが)をやりました。 でも 晩秋の冷たい風を受けながら外のテーブルでお酒を片手で通りを行き交うパリジャンヌを観ている方が楽しい。 誰もが流行りで黒の服ばかり  若い女性もくわえたばこで道へポイ。
おまけは搭乗前に偶然にもポンと私の肩を叩いたフランス人がいて驚きの再会。 もうなかなか会う機会もないだろうと思っていた友人でした。   チボーは香港へ出張、私は手軽で帰国 お土産は空港で買った 

その2: 携帯電話をなくしたときのセリフ
「あっ! かかった」「もしもし 私の携帯にかけているのですが、そちらはどなた様ですか。」
「−-−-−〜」電池切れ 「おかけになったお客様は現在・・・」  財布や手帳を落としたことよりも深刻ですよね。プライベートから仕事の中身まで凝縮してそこに存在しているのですから

その3: ミラクル 奇跡 シカゴ空港にて
便所に財布を置き忘れたことを気がついて戻ったら人が入っていて「No 無い!」。ユナイテッド航空カウンターで報告したら「もし 見つかったらそれは奇跡だ! miracle」と言われて急いで最終コールの機内に。
翌朝ロスアンジェルスのホテルに電話が入り、財布がLA空港のLost & Found荷物係りに届いているからとの事。すべて戻りました。会社としてのシステムが良いのでしょう。だからUnited Airlineが好きで優先して乗っています。 10年前の事だったかな。

その4: 親切な京成電鉄
お客様の忘れ物・落し物は、各駅で検索できますので最寄り駅にお尋ね下さい。本社・忘れ物係りへ送付済みの品物は管理番号をお聞きになってお問い合わせください。 03−3621−2315
平日(月〜金)9時30分〜17時30分まで 尚、土曜日,日曜日、祝祭日はお休みです。

その5: スイスでのこと
昭和61年秋 両親と4人でヨーロッパへ視察旅行に出かけました。雨の降る夜のチューリッヒ空港へ
ミラノから到着。疲れた様子の両親をタクシーに乗せ,カートにあった皆の荷物はいつものように所さんのタクシーでホテルへ。スイスのホテルの部屋は狭い。私の手提げカバンが部屋へ届けられないので・・・カートに置き忘れかと思い、空港へ戻ってみても手がかりもなし。所さんに尋ねたからその晩は眠れなかったそうでした。カバンにあったものは、皆の航空券(あとドイツとオランダがあります),トラベラーチェック、母の現金10万円、素敵なイタリア製ネクタイ10本と私のパスポートでした。
この経験はその後の旅のknow howとして貴重なものになりました。
<どうすればリカバリーできるか>
航空券 − 日本の旅行代理店へ電話して再発行をそこの空港からしてもらう。 OK
トラベラーチェック―銀行で説明されますが,これは大変。まず警察へ出向いて被害調書を作ってもらう。それを証拠にして無くなったチェックの番号を書いて申請する。
これはドイツのケルンで再発行されました。
現金とネクタイ― ごめんなさいと忘れてもらう。
Passing Visaパッシング・ビザ− 日本へ帰るために発行される通過ビザ。本人確認ができるものと証明する人(添乗員でも)がいれば、領事館で発行してくれます。
<余談> 親父に珍しく褒められました。

その6:
ずーと前ですが、冬物のベストを出す時期になってポケットに財布と1000円があったことがあります。
みつけた時になんだか懐かしさとうれしさがこみ上げてきた。

今日1日でやり忘れたことは何か
ないかな。大切なことを。



何か考えているみたい


ミネソタの雪原の小屋の壁にいた
寒気の中でうずくまるEastern Screech-Owl
アメリカオオコノハズク

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