骨肉分離機、POSS、BEEHIVEなど チキンミンチの本当の品質を評価 旅の楽しい話
TATS紀行
アルバカーキー、ニューメキシコ州からテキサス北部へのドライブ
                       June 2007




アルバカーキーの町を出た途端に延々とこの

風景が続く

すこし岩だらけの土地になって

明るいのか 暗いのか、わかりにくい

夕方


夜の8時の太陽  美しい


広い空 このあとに雨が降り出してカミナリが2時間も続く。時速80マイル(128k)で走った

石井からの旅の便りです:                               2007 5月
仕事でアメリカ西部のニューメキシコ州へ行ってきました。
そこから東へまっすぐテキサスの北部の町まで夕方からの4時間ドライブでした。
骨肉分離機ポスの社長Kenと待ち合わせてスタートが6pm.
ちょっと交代してくれとでっかいpick-upを時速120kmでひたすら走りました。
平坦な平原。
ちょっと坂を上がると同じ光景が続きます。
空は広く大きい。
雨が降ってきた。
カミナリが光っている。
Kenはよく寝ている。
途中は町らしいのがあっても1時間はなんにもない。
ただひたすら雨の中を稲光に向かって走っている。
やっとAmarillo、テキサス州の町に着いたのがpm10.
でも 時間変更で此処では11pm。腹も減り喉も渇いている。
Kenは有名なロデオ酒場へ行こう行こうと言った。
タクシーの親父曰く「今日は月曜の夜だから休みのはずだ」
まさか、ともかく行ったら でっかい建物に灯りなし。
ともかくビールと飯だ!
やっと開いていたピザハットの店で注文したら「12時過ぎたのでアルコールは禁止です」 ウソー!  
俺たちはカナダ人と日本人で・・・・
交渉の結果、1本だけ、隠れて飲んでくれって言うんだぜ。
テキサスはなんてとこだ!
翌朝 カーギル社の牛肉の処理工場へ。
途中は牛 牛 牛。フィードロットの何千頭いるのだろう
 すごい! うれしい!
工場は1日12000頭処理しているとのこと、POSSポスの機械でスネ肉のスジ抜きをしているのでその様子を見るのと新しい機械の売り込みです。
もう一つの工場は、町の郊外でした。
町並みにテキサスロングホーン牛の実物よりチョット小さいだけの人形がいくつも置いてありました。カラーフルに派手な色です。
 私はご機嫌。 

古くからやってそうなレストラン。壁にマリリン・モンロー、 ジェームス・ディーン、ジョン・ウエインのポスターが飾ってあってなんともいえない。
 ウエートレスの女性は多分70歳代。客も60歳以下は我々だけ。 ローストビーフ定食が$5.安い!
工場の入り口ではアメリカ入国の際に写真を撮られるのと同じシステムで入場バッチを作ってくれてからやっと入ります。 
ものすごいスピードでと体がカットされていました。これじゃBSE全頭検査なんかやるつもりも無いはず。 
固い肉はスジを分離してからハンバーグにしてゆきます。
牛の群れを見ていて 昔から茶色のヘレフォードが主流のテキサスが圧倒的に黒いアンガス種かその雑種に変わっていました。白いシャロレーの系統が1/4ぐらいかな。
アンガスでないと売れないからです。アンガス牛協会の政策が時代をすっかり変えました。130年前はこの平原を牛の大群を北部の町に追いながら カウボーイ達もこの空を見ていたんだと思いながら今度は西へ5時間走りました。  Tats
 
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